5年前…
開業を視野に入れて動き出したのは
ちょうど5年前、
まずは
色んなお店を見ることから始めようと、
地元から県外まで、ノートを持って歩いた。
これがまた楽しい。
ここにしかないお店はもちろん、
そこら中にあるファーストフード店でさえ、
視点を変えれば色んなことが見えてくる。
ついには日本を飛び出し
カフェ巡りにパリへ行ったのも5年前。
なぜこの写真のお店に行ったかというと、
アルバイトしていたパン屋と同じ店だから。
それだけ。
知っているお店が自分の生活圏外にあったら、その店自体は利用したことがなくても
なんとなく知っている気になる。
結局のところ、知っているところは安心なんですね。
だけど踏み込んでみると
イメージとは全然違う!
まだまだ知らないことが多すぎると実感。
さて、
知らないことを解決する時、
何が一番の近道だと思いますか?
私も色々試しましたが、一番は
聞くこと
でした。
もう少し詳しく言うと
経験者に聞くこと
です。
聞いて納得してお金を払う
ではなく
納得して実践して資産にする
という3ステップです。
この時知らずに、やってました(笑)
皿の向きや盛り付け方、
従業員の心配りや、店舗デザインの工夫、
動線を考えた厨房の作りに関心を持ち、
なんでこんな席の向きなんだろう?
この面白い形をした野菜はなんだろう?
ここのお店は何が売りなんだろう?
など、色々興味が出てくる。
だから色々聞いた。
色々聞いて、色々気付いた。
良いお店ほど、情熱がある。
スタッフに何かを尋ねると、
自分のお店のように語ってくれる。
客がわからないことは快く教えてくれる。
客が困っていたら気付いてくれる。
店のパンフレットや名刺なども集めていたら、いつしか一冊のノートはパンパンになった。
情熱は、資産になる。
そのために何かをしようと思ったら、
理屈も恥ずかしさも捨て、
何でも聞いた方がいい。
エスカルゴの食べ方がわからなかったら
聞けばいい(笑)
何が言いたいかというと、
エスカルゴのビールの組み合わせは
美味しい!
も、ありますが、
この気付きも、聞いたからこそ
わかったことでした。
聞ける人が身近にいると、
たくさん気付けます。
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